久しぶりに夢を見た。

元の姿の自分の夢。
家族と一緒に笑いあってる姿なんだけれど不思議と違和感があって、ふと、それが自分ではなく越前さんだということに気がついた。そう考えると納得がいく。
あの笑顔は、わたしじゃなくて越前さんのものだ――とはいえ。

あーこんな顔で笑うこともできるんだなあ、わたし
と能天気にふわふわ浮いていると、突然越前さんがコチラに顔を向けて、視線が絡む。

その瞬間、まわりの景色が高速道路のように流れ消えて、真っ暗な空間のなか、と越前さんだけが取り残された。越前さんは何かに思い当たったようにふと、「ああ」と納得のいった声をあげる。
「そろそろ、潮時なのね」

越前さんの言葉でようやくも合点がいった。残りの期日が迫って来ているのだ。
が元の世界に戻り、越前さんと切原さんがこの世界に戻ってくる――なにもかもが、元に戻る。



そこまで考えて正反対の結論が出た。



違う


違う、何も元通りにならない

ここで過ごしてきたかけがえのない時間は変わらない。
リョーマに恋を重ねたことは消えない。

がうん、と笑顔で頷くと、越前さんも静かに唇に頬笑みを浮かべた。



「驚いたわ。リョーマたちが漫画になってるだなんて。こっちのテニスと比べたらかなり笑えるわね」
「でしょう?あれってもはやテニスの名を借りた異種格闘技戦ですもんね!

「特に日吉の演舞テニス!アレには笑ったわ!元の世界に戻ったら、ぜひとも試合を見てみたいわ。それから不二があんなに腹黒いだなんて、知らなかった。びっくりしたわ!」

あはは、と越前さんが声をあげて笑う。
印象的にはそんな姿がなかったので呆気に取られてしまったが、あまりに彼女が軽快に笑うので、も釣られて声をあげて笑った。

「知らぬが仏ですよ!あ、わたしが言ったって内緒にしてくださいね」


カラカラと声を出して笑う。
目の前に自分がいることに違和感があるような、ないような。

それよりももっと近い位置に越前さんを感じるのはなぜだろう?きっと同じ世界を共有したからだろうな、とが微笑むと、越前さんは瞳を伏せた。

「アンタの家族には、感謝してる」
「いー家族でしょ?自慢なんですよ」

「そうね。声をあげて笑うのがこんなに楽しいってはじめて知ったし…落ちついてリョーマを見る時間もできた。
今はまだ無理だけど、いつか自慢の弟だっていってあげれるような気がするわ。ありがとう」

「わたしのほうこそ!
越前さんのおかげで、素敵な時間を過ごすことができました。南次郎さんや倫子さん、奈々子さん、不二君たちにもたくさんお世話になったし――なにより、リョーマに会えたから」


「イイ男でしょ?」
「まったくです!思ってたよりずーっと、もーっと男前ですよッ 中学校一年って詐欺なんじゃないかしら、と思うくらい」

「というか、ソッチの男の子が幼稚すぎるんじゃない?」
「いえいえ!ソッチが大人すぎるんです!」

しばらく二人で笑いあったあと、キャラソンの話になって(あの音楽嫌いだった越前さんが「キャラソンっていうの、なかなか面白いわ」っていった時には度肝を抜かれたが)、
漫画の話だの、家族のはなしだの

何分、何時間の間そうやって話していたのかわからない。
お腹が痛くなるまで笑った時、不意に闇に光がさすのが見えた。


その瞬間、空から降ってくるように「あと三日」という声が聞こえる。「三日」と越前さんと同時に呟いて、は緩やかに唇に弧を描いた。

「わがままだけれど。ちゃんとした姿であなたと会いたかったわ」
「わたしもです。仲良くなれますよ、きっと」


オタクに染めちゃってすいませんーと能天気に笑うと、越前さんは「まったくだわ」と声に出して笑う。いやいや、オタクは一度足を突っ込むとなかなか抜けないんですよ、とは教えてあげなかったけど。
お互いの姿が消えかかる。
は越前さんに向かって手を伸ばすと、彼女もぐっと腕を伸ばして来た。手のひらと手のひらが触れる。


「わたし!リョーマの事好きなんですッ」
「知ってるわ。それもバカみたいに、でしょ?」

「越前さん…!ありがとう…ッ」


張り上げた声は届いたかわからない。
ただ穏やかに笑った越前さんの顔を見た瞬間ハッとベッドの上で我に返って、は身を起こすと、布団を握りしめた。

「あと、三日……」




【カウントダウンの過ごし方】




「おはよう」
冷蔵庫から牛乳を出しているリョーマの背中に声をかけると、彼は首を巡らせた。行儀悪くも口にくわえた食パンを掴んで「おはよ」と挨拶した後、またくわえる。

「…それ、倫子さんと奈々子さんが見たら怒るよ」
「いないからいいじゃん、別に」

奈々子さんと倫子さんは朝早くからお出かけ。南次郎氏は決まってこの時間はエロ本読みながら縁側であくびでも零している時間だ。は自分の席に腰かけると、ドレッシングに手を伸ばす。
「ねえリョーマ」
「何?」

「後三日なんだって」


昨日はごまドレッシングにしたし、今日は玉ねぎドレッシングだ。じゃかじゃかと振ってかける中いうと、リョーマは牛乳を掴んだまま動きを止めた――「は?」

「だから、後三日なんだって。越前さんとして、この世界にいられるの」

自分でもびっくりするくらい落ちついて見えたのだと思う。
本当は心の中が痛くて張り裂けそうだったけれど、どこか満足な気持ちもあって、複雑な心境は返って冷静さを呼んだ。はバターを取ると、パンに塗る。


「多分、も同じ夢を見てるはずだから…あの子が誰に言うかはわかんないんだけど…わたしはとりあえず、周助くんと日吉にいおうと思うの。
ほら、あの二人越前さん帰るのに心の準備入りそうじゃん?」

ケラケラと笑っていると、リョーマが不機嫌オーラをまとうのが気配でわかった。不肖、だてにリョーマバカではありませんから!
…」
「笑っていうことじゃないのは分かってるの」

だから、先手。

「でも、笑っていわせて」


ズルくても、卑怯でも
そうしていないと心が折れそうだった。

それだけは絶対にダメ――想像もしなかったくらいキラキラした世界をくれたこの場所に悲しく泣いて別れを告げたくないから、だからはパンをかじった。
バターもはちみつもたっぷり塗ったはずのそのパンはびっくりするくらい味がなくて、は小さく笑うと、リョーマを見る。

何も言わないまま冷蔵庫を閉めた彼は、席について明後日の方向を見たまま、パンを食べている。その姿がたまらなく愛おしくて、は「そうだ」というと、手を叩いた。

「ねえリョーマ。今日、月に一度のデートの日じゃない?」

月に一度のデートの日、というのは倫子が南次郎を引っ張って出かける日だ。
必然的に晩御飯は奈々子と三人になるのだが、今日は大学の集まりで奈々子は一日出ずっぱりらしい。はニコニコと頬を緩めるように笑う。


「ご飯作るよ」
「…え?」

「っていうか作らせて!わたしね、夢だったんだッリョーマのためにご飯作るの!!」

この世界に来て間もないころ、越前さんが料理下手ということを知らずに作ってしまったことが一回ある。その時は越前さんではないことを隠し通してたつもりだったから必死に言い訳をしたけれど。
今度はとして作りたい。

「何食べたい?あ、茶碗蒸しは無理なの。まだ練習前で…あと魚も三枚には下ろせないかな!他はリクエストにお答えできるよう頑張るよ〜」

我ながら能天気な笑顔だったんだとは思う。
張りつめていたリョーマの空気がふと呆れた表情になった途端緩んで、彼は唇に微笑を浮かべた――「得意料理、あるの?」

「得意…料理……」
「せっかくだから、それがいい」

「和食じゃないよ?」
「うん」

「OK分かった任せて!心をこめておつくりしますよッ」

ぐ、と握った拳を見せるとリョーマが笑う。その姿を一生胸に焼きつけようとは思った。
このまま時が止まればいいのに、なんて、ほんの少しだけ頭をよぎったりもしたけれど――。










意外なことに越前さんの話をした不二は「そう」という二文字を残して去って行った。
もっと両手離しで喜ばれる覚悟をしていたのに拍子抜けしたは首を傾げて、続けて来た日吉のメールも「そうですか」のみという事態に反応に困り果てる。
それも件名に記入で内容はなしと来たものだ。一体全体どうしたことか…。

「…なんだ」
とポツリ呟いたは屋上で膝を抱えてしゃがみこむと、ため息を吐いた。

派手なノリで笑い飛ばして貰おうと思ったのに。どういう顔していいか分からなくなっちゃうじゃないか、と口先をひん曲げる。
やっぱり他の人にいうのはよそう。
二人でさえこの調子なのだから、他の人はもっと神妙な相槌を打たれるだろう。そんな日にはマジで泣いてしまいそうだ。

というのもはこの残りの日数をどう過ごすかだいたい決めている。今まで通り、平凡に、何気なく見えるこの風景を胸に刻みつけていくことが、最高に贅沢な気がするから、そうやって終えたい。

テニスコート側のフェンスに手をかけて下を見ると、昼休みだというのにレギュラーメンバーが集まって練習していて、
その中に帽子を見つけたはじーっとその姿を見下ろした。

駆け抜けてボールを打つその姿。
ラケットを振る瞬間に周りの時間は確かに止まって、息をのんだ瞬間に、振り切られたラケットがボールを打つ。なんて綺麗な人。


「…リョーマ」

たくさん名前を呼びたいな
リョーマに恋をしてから、星の数ほどその名を呼んで来たけれど

今はもっともっと名前を呼びたい


「リョーマ、りょーま、リョーマ、りょーま」

大好きよという気持ちを込めて






「お疲れ様でした――!」
噛みしめたいと思うほど、時間というものは足早に過ぎていくのである。
あ、というまに放課後の練習が終わって、部活中はリョーマを見る余裕もなかったがへとへとになった身体をこころなしかほぐしていると、スタスタと歩いて来たリョーマが名前を呼んだ。


「ん?なーに?」

「買い物、行くんでしょ?」
「うん行くよ。リョーマ先に帰っててね」

「何で?一緒に行けばいいじゃん」
「いーよ。だってホラ」

指を示した先には桃城と菊丸が大手を振ってリョーマを呼んでいた――「おっちびー、ハンバーガー食べて帰ろーう」
こっちに視線を戻した彼に「ね?」と首を横に傾けると、リョーマはもう一度桃城たちに視線を向けて、大きく口を開く。

「今日は止めとくッス」


「連れねーぞぉ」「ぶーぶー」と口ぐちに騒ぐ二人。しかし突然現れた不二は「英二」というと、ラケットを小脇に抱えてにっこりとほほ笑んだ。
「たまには僕が一緒に行こうかな」
「おー!不二ゲットだにゃあ」
「マジっすか!」

二人はもはやリョーマから眼中がそれたらしい。ふいにこちらに視線を向けた不二がゆっくりと笑うのを見て、リョーマは帽子のつばを持ったまま頭を下げると、「んじゃ、着替えてくる」と話を戻した。

「ホントにいいの?」
「ん」

「ありがと。実はリョーマと買い物も夢だったんだよねえ」


もふもふと笑いながらジャージの砂埃を叩いてが着替えにいく背中を、リョーマは何とも言えない表情で見つめていた。
すると、「越前」という不二の声が後ろから聞こえて、首を巡らせた彼に不二は困ったように肩をすくめる――「酷い顔だね」

「…ども」

「ぼくもね、何ていっていいかわからなかったよ。
いつかは越前が戻ってくるっていうのも、最初から彼女がいっていたことだし、越前が戻ってくることも正直嬉しい――でも、彼女がいなくなるのは決して嬉しい話じゃないからね」





――多分、私達はずっとこの世界にいる訳じゃないと思うんです。この世界は、私達の世界じゃないから。
だから、越前さんはきっと帰ってきます。

その間私達がこの世界で何かを学ぶように、きっと彼女も何かを学んで帰って来ると思うから。

それまで、彼女を好きな気持ちは、大事に取っておいてあげてください。
彼女なりの答えを、出してくれるはずです



「…そうッスね。
俺も姉貴が帰って来たらって思うことたくさんあるのに…」

――リョーマ!


「なんで」


――私達だって、貴方達と同じ世界に生まれてきたかったッ。結ばれなくてもいいから、普通に恋したかった!



「なんで」


なんで、違う世界に生まれて来たンスかね



そういったリョーマの言葉に、ただ不二は黙り込んで。彼の返答を待たぬまま、リョーマは言葉を続けた。

「俺たちにとって先輩の存在が必要だったように姉貴と切原さんにとっても必要で、たちにも俺たちの存在が必要で。
違う世界の人間だからこそ、こういう形であって、こうなって…。
きっと全部に取ってたちが違う世界の人間だってことが必須だったと思うンス。

第一、たちが同じ世界の人間だったら、俺は姉貴とずっと平行線のままだったろうし…」

「ぼくも、越前から逃げていただろうね」


不二の言葉にリョーマはコクリと頷く。

がいたからこそ、先輩がいたからこそ動きだしたことはたくさんあって…でも、たまに…
もし、が普通に俺たちの世界にいて、会ったなら…どんな風になってたんだろうって思うこともあったりするンス。

俺はちゃんとを見つけられただろうか、とか、好きになってただろうか、とか。
結局はわからないことだらけのその世界にで生きたかったとか、そう言うことを考えてるわけじゃないけど…でも」


そこまで言って口をつぐんだリョーマは「考えても仕方ないことなんッスけどね」と一方的に会話を打ち切った。このまま話しても答えがでないままなのは、自分が一番よく分かっているのである。
不二はそんなリョーマを見つめたあと、ふ、と笑った。


「…何スか?」
「いや、越前からそんな言葉を聞く日が来るとは思わなかったからね。あまりに衝撃的すぎるというか…面白すぎるというか」

そのままクスクスと声をあげて笑う不二にリョーマは眉根を寄せる。


「でも、はきっと笑顔でさよならしたいんだと思うよ。強がりでもなんでも、そう言う子だからね」
「分かってる。だから怒ってるンスよ。まったく、人の気持ちを知りもしないで…」

「だったら、越前が泣かせてあげればいいよ」
「…」
「得意でしょ?そういうの」

にっこりとほほ笑む不二にこそ言われる筋合いはないと思うのだが。リョーマはくるりと踵を返すと大きく一歩を踏み出した――「ま、嫌いじゃないけどね」




買い物中幸せいっぱいのは帰ってもルンルン気分で包丁を持っていた。
買い物かごを持ってくれるリョーマ、荷物を持ってくれるリョーマ、さりげなく道路側を歩いてくれるリョーマ、にょぉゎぁわわっわあああああと頬に手を添えて踊りだしたい気分になる。かっこよすぎるッ

、包丁持って暴れるの止めたら?」

リョーマのその声にはた、となると今にも踊りだしそうに掲げた手に握られた包丁を見てはぐ、と踏みとどまった。

「申し訳ない…」
とはいいつつ、ほわーんとは幸せオーラをそこらへんにまき散らしつつフライパンを回す。もう今死んでもいい。わが人生に悔いなしと満面の笑みで死ぬことができる。萌え死に。
ザーッとフライパンを回す姿を見ているリョーマが「へー」と感心したような声をあげたのを聞いたは「ん?」と首を巡らせた。

「いや、意外とちゃんとしてるんだって思って」
「?、料理できるっていったじゃん」
「だってって神がかりに不器用だし、大雑把だし、ドンくさいし、アホだし…」

「……褒めてる?けなしてる?」
「どっちかっていうとけなしてる」

「ですよね!」

ぐ、と親指をたてん勢いの爽やかさでは相槌を打った。今のどう聞いても褒めてなかったもんね!
冷めないように作る手順を考えつつ、次第とできあがってテーブルに乗せられる料理は中華料理を基本とした夕食で。
は最後に出来上がった料理を皿にのせると「できた!」とフライパンを駆け足でキッチンに持っていき、エプロンを外した――「お腹すいた!」

席につくと、「いただきます」と二人そろって両手を合わせる。
なるほど料理好きというだけあってなかなかの腕前だったらしい、といわんばかりに、リョーマがすごい勢いで平らげていくのを見つつ食していたは内心驚いていた。


もすごーくよく食べると思っていたが、中学生の男子ってすごいな

自分が作った料理だからこそ思うその圧巻にもぐもぐとご飯を食べていると、リョーマが「ねえ」とおかずに手を伸ばしつつ口を開く。

「なあに?」
ってさ、ipot持ってたよね」
「うん。持ってるよ」

「あれってが向こうから持って来たものなんでしょ?」
「そうだよ?なんで?」

「今日と明日、貸して欲しいんだけど」
「…別にいいけど…」

何すんの?と聞く間もなく再開されるリョーマの食事。ご飯がなくなったようなのでつぎに行くよ、と言って立って戻ってきた時にはおかずがなくなっている状態に、思わずは頬をひきつらせた。


「リョーマすごい…」
「ン?」

ご飯を受け取って一口。
お茶を飲んだリョーマはニヤリと笑うと、「やるじゃん」と不意打ちにの料理を褒めて、彼女は口をパカッと開くと瞳を右に左にと泳がせた。
数秒置いてぼんと頬を染めると、「え、いや、その…うん…」と挙動不審になりつつご飯をつつく――心臓に悪いぜコノヤロー!かっこよすぎだリョーマッ



談笑するとかいう間もなく終了した食事にリョーマは満足そうだった。
間がなかったんじゃなくて、どうやら余裕がなかったらしい。

これは冥利につきるなあ、と
食べ終わった皿を下げてキッチンに戻ったは、炊事場でリョーマが腕まくりしているのを見てギョッと目を見開くと慌てて駆け寄った。
「い、いいよリョーマ!わたしするよ!」
「俺だって茶碗くらい洗えるんだけど」

失礼な、といわんばかりの瞳に「いやそう言う意味でいったんじゃないんだけど」と弁解していると、リョーマは水道の蛇口をひねった。そのままスポンジに手を――「待った!」

突然のの待ったコール。
動きを止めたリョーマが視線を巡らせると、はダッシュでダイニングに戻り、エプロンを抱えて戻って来る。



「ぜひこれを着てください!!!!!!!!!!!!!!」


「…だってそれ、動きにくくない?」
「動きにくくないです!ウイスパーのように軽いです!だからね!?ね!ね!?」

「ちょ、…!」

有無を言わせぬ間にリョーマに着せたは、後ろのボタンを留めると、エプロン姿でキッチンに立つ彼の姿を見て嬉々あまる表情で瞳を輝かせた。

「い…」

「い?」
「生きててよかったァアアアァアアアァアアァアァ!!!!!!!」


萌えで死ねるなら今日だけで何回死んだだろう
リョーマが台所にたっている間中、は逆にイラッとするくらいの幸せな顔で茶碗を拭いていたらしい。これ、リョーマ談。